小泉氏の理論[1]によれば、日本音階(琉球音階、律音階、陽音階、および陰音階)は、すべて同じ規則に従って作られている。日本音階と西洋音階を、12平均律の音高表に示す。

この表から、各日本音階は、まずドからファまでとソからドまでに分けられ、その2つの部分が、同じ全音・半音の並びパターンになっている。これらは、1オクターブの半分で、テトラコードと呼ばれている。そして、ドからファまで(ソからドまで)の間に一つだけ音高がある。この条件の下で、その一つの音高の選び方は、4種しかない。この4種が各日本音階である。

琉球音階は、日本では特異な音階のように感じられるが、小泉氏の理論によれば、存在可能な日本音階のうちの一つである。小泉氏の理論から、ドからファまで(ソからドまで)の3つの連続した音を聞けば、音階が特定できることが分かる。試しにド・ミ・ファの音高で口ずさめば、琉球風の情緒が感じられることが分かる。

西洋音階で作った曲と、その曲のレとラをその近くの音に置き換えて琉球音階の曲にしたものを作ったので以下に示す。。

  • 物づくり人づくり夢づくり西洋音階
  • むぬぢゅくいちゅぢゅくゆみぢゅくい琉球音階

[1] 小泉文夫氏の理論:音楽之友社(編)(1967)「合唱事典」48頁